フリーエネルギー ∞ 永久機関をちょっと調べてみました。
クインケ管を利用して複数の音波を合成することで音源で費やされるエネルギーよりも大きなエネルギーを生産しようと試みるシステムのようです。
音波の振幅は音圧に相当します。
単位はパスカルで1パスカルは、1平方メートルの面積に1ニュートンの力が作用する圧力のこと。そしてこの音圧の合成は単純な足し算引き算になるので音波のエネルギーはこの式のとおり確かに二次関数で増えてゆく。
しかし、この発明者は干渉効果のことを忘れています。
2個のスピーカを一個外してそこに耳を近づけると音が聞こえてくることは容易にイメージできる。この音同士の干渉が結果的にスピーカのインピーダンスに影響を与え、それはすぐに信号電流に反映されるでしょう。
つまり、クインケ管内に存在する音波エネルギーと同じ大きさの電気エネルギーが電源から供給されるはずです。